安川十郎「健康寿命が長い」「平均寿命と健康寿命の差が少ない」ことを誇れる地域にするのが私の夢です。

人生96年計画

  • 2021.03.31

私は96歳まで生きるつもりで人生計画を立てています。なぜ、切りのいい100ではなく、96歳かというと……大した理由ではないのですが…… まず、96という数字に約数が多いからです。2でも割り切れますし、3でも4でも割れます。6でも8でも。12、16、24、32、48。ということは、2分の1とか、6分の1とか、区切りやすいのです。 また、某漫画(福本伸行氏原作)の主人公のセリフで「人生を24時間に例える」というのがありまして。24時間=72歳としたとき。朝7時(21歳)で、そろそろ...

ユニバーサルデザイン クイズ !

  • 2021.03.03

「ユニバーサルデザイン」という言葉をご存知でしょうか。主に障害者の利便性に配慮された「バリアフリー」に対し、より多くの人が便利に使えるようになされた工夫を「ユニバーサルデザイン」と言います。センサー式蛇口、シャワートイレ、ノンステップバス、ピクトグラム、両手効き用文房具など、多岐にわたります。なかでも良く知られているのが… あなたは今、お風呂で髪を洗っています。シャンプーの泡を流し、目をつぶったままリンスを求めて手を伸ばします。手探りで見つけたボトルの頭に、ごく小さな突起がありました。...

コロナ対策と空気清浄機

  • 2021.02.11

新型コロナウイルス感染対策として空気清浄機は意味がないと考えています 1.殺傷力ならガスファンヒーターの方が上ですよね? 2.飛沫感染・接触感染には関係ありませんよね? (詳しくは後ほど) でも 新規に空気清浄機を購入することにしました アピール目的が5割  花粉症や臭い対策が4割  空気感染対策が1割(詳しくは後ほど) 最近、高性能な空気清浄機が、さもコロナ対策に有効そうに宣伝されています。密閉空間でウイルスを不活性化したり、除去できる...

見方が変わった童話 その1 の続き

  • 2021.02.02

創作昔話 “ ウサギとカメ 其の弐 ” 「ウサギとカメ」のそのずっと後の話。カメの子供は、ことあるごとにウサギに勝った昔話を自慢する父親に辟易していました。相手の油断でたまたま超ラッキーに勝っただけなのに。面白いことに、世の中にはそれを含蓄ある話と都合よく解釈する者もいるらしく。それが父を増長させてしまっているようです。 そんなある日、何気なく道を歩いていると、後ろからウサギが声をかけてきました。 「相変わらずノロマな奴だなぁ。そんなんでこの世の中、楽しく生きて行けるの?」カメ...

見方が変わった童話 その1

  • 2021.01.24

 唐突ですが。 個人的に、歳を取るにつれ、解釈に変遷のあった童話がいくつかあります。例えば。 ウサギとカメ  鈍足をバカにされたカメが、ウサギと徒競走することになります。結局、ウサギが途中で居眠りしてしまい、カメに負けてしまう話です。ウサギの自惚れ・油断を戒め、遅くとも一歩一歩堅実に進むカメを称賛する話だと思われます。 ウサギが悪役なのは珍しい気もしますが、幼少期はカメに好意的な時期でもあり、素直にカメが勝ったことを喜んでいました。しかし、小学校も高学年になってくると、少し捻った解...

大晦日

  • 2020.12.31

今年もあと数時間で終わろうとしています。7月に開業。何事もなく…とは とても言えない6ヶ月間で。山あり谷あり嵐ありでしたが、「在宅医療」に「有熱外来」と、やりたい事が実行できた充実した半年でもありました。来年も、好きなことして1年を過ごす予定です。医者って、なかなかいい仕事だと思います。進路でお悩みの方は、ぜひ目指してみて下さい。 「頭がよくないとなれない?」そんなことはありません。サッカー選手、IT起業家、モデル、などは特別な才能が必要で、努力だけでは届かない現実があります。しかし医者...

祝!! 100回!!

  • 2020.12.01

 とうとう到達しました! 腕立て伏せ100回!!  とは言え、腕立て伏せ100回は、少しスポーツのできる人ならそれほど大したことではありません。私が自慢したいのは、そこに至るまでの道のりです。  実は「寝る前に腕立て伏せ20回」を日課と決め、1カ月ごとに21回、22回と増やしていったのです。つまり、2014年4月に20回からスタートし、5月は21回、6月は22回、そしてそれを6年と8カ月続けて2020年12月の今日、100回に至ったのです。なかなかの達成感です。  私は自身の...

損得勘定の話

  • 2020.11.10

 これは以前、某テレビ番組で取り上げられた内容に私なりの解釈を加えた話です。かなり昔のことなので、記憶違いがあるかもしれません。お坊さんが視聴者の悩みに答えるコーナーで、吉本興業の小藪さんがコメンテーターでした。  寄せられた悩みは大筋で「スーパーの駐車場で、身障者用エリアに平気で車を停めている家族がいる。私は空いていても遠くまで止めに行くのに。その家族が何のお咎めもなく楽しげに得だけしているのは不条理だ。天罰でもないものか。」という内容だったと思います。小さなことですが私も共感しました...

特集 もしものときの人生会議 ボツ原稿

  • 2020.11.01

 「没になるだろう。でも“書いて欲しいだろう”原稿だけでなく、自分の言いたいことも書いてみよう」という気持ちで書いた原稿です。なぜ没が予想できるかと言えば、この原稿を読んで不快な思いをする人がいる可能性があるからです。このご時世、全方位に無難な表現を強いられます。しかし、そんな無害な物言いでは伝わらないこともあると思うのです。 もし炎上したら、サクっと削除します。    (不採用原稿)  多くの「恐らく本人は望んでいない医療」を受けている患者さん、その介護をする家族、を見てきました...

特集 もしものときの人生会議 寄稿原案

  • 2020.11.01

市報「だいとう」11月号 人生会議 に寄稿した原案です。もしよければ、カットされた部分を探してみてください。 1. なぜACPが求められているのでしょうか? 私は「恐らく本人は望んでいない医療」を受けている患者さん、その介護をする家族、を数多く見てきました。そして「できるだけ長生きさせることが医療のあるべき姿、親孝行」とは限らないのではないか、と考えるようになりました。 私以外にも、そう考える人が増えてきたのではないでしょうか。現状の医療は延命を優先する傾向にあります。ですから自分や家族...

安川クリニック

院長

安川 十郎

診療科目

内科・在宅診療

住所

〒574-0022
大阪府大東市平野屋1丁目3-9

電話番号

072-889-3209

FAX番号

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