人生96年計画
- 2021.03.31
私は96歳まで生きるつもりで人生計画を立てています。なぜ、切りのいい100ではなく、96歳かというと……大した理由ではないのですが……
まず、96という数字に約数が多いからです。2でも割り切れますし、3でも4でも割れます。6でも8でも。12、16、24、32、48。ということは、2分の1とか、6分の1とか、区切りやすいのです。
また、某漫画(福本伸行氏原作)の主人公のセリフで「人生を24時間に例える」というのがありまして。24時間=72歳としたとき。朝7時(21歳)で、そろそろ目が覚めて。9時(27歳)から本格的に働き始めて…という感じで進んでいって、24時(72歳)で眠りに就く、という考え方です。
個人的には、これでは少し短いと感じましたので、24時間=96歳にしてみました。
すなわち。
朝7時(28歳)で、ようやく目が開いて。9~12時(36~48歳)まだまだやる気もある、仕事の前半戦。昼休みを挟んで13~17時(52~68歳)だいぶこなれてきて、余裕も出てくる後半戦。18時(72歳)の後は、自分の時間。もう少し仕事をしてもいいし、豪華な晩御飯でもいい。のんびり風呂に入ったり、趣味の時間だったり。そうこうしているうちに23時(92歳)、そろそろ寝るための準備です。珈琲を淹れて(※1)、読書をしたり、1日を振り返ってみたり。そして24時(96歳)就寝。これが私の人生計画です。
(※1:個人的な習慣です。一般的には、カフェインの覚醒作用や利尿作用、歯の着色などがあり、就寝前の珈琲はお勧めできません。)
この考え方で言うと、現在の私は昼休み中、のはずです。実際は一休みどころではないのですが、前半戦から後半戦の切り替え時期と解釈すれば、おおむね計画通りとも言えます。
私は、この計画を実現するため、タバコをやめ、定期検査を受け、食事に気を使い、運動を心がけ、睡眠時間を大切にしています。皆さんも、自分がどれくらいまで人生を楽しむかを考えて、健康とお金の準備をしておくことをお勧めします。
例えば60~70歳くらいで終わってよいのなら、準備はあまり要らないでしょう。80歳以上を目指すなら、長生きするためと、それ以上に、長生きしてしまった時に不自由な思いをしなくて済むよう、しっかり準備をしておくべきです。
もちろん、人生は計画通りに行くとは限りません。酒を飲み、タバコを吸い、健康に気を使わなくても元気に100歳まで生きる人もいれば、その逆もあります。しかし、それは他人の人生です。
例えば、ろくに整備もされていない車で危険な運転を繰り返していても、事故しない人もいれば、その逆もあります。でもそれが、安全運転に意味がないという事にはなりません。きちんと整備された車で、安全運転を心がけた方が、絶対に事故を起こさず、長い距離を走れる可能性が高いのです。
私は、18時(72歳)以降、何をしようかと夢が膨らんでいます。その夢のために、これからも日々健康に気を付けて過ごそうと、思いを新たにしたところです。