クリニック開院一周年
- 2021.07.03
令和3年7月3日 安川クリニックは開院一周年を迎えることができました。
これもひとえに、私自身の決断と努力の結果であったと自負しております。
普通は「これもひとえに、関係者皆様のご支援と……スタッフに支えられ……地域の皆様に応援して頂き……」などと書くのでしょうけれど。そして「これからも誠心誠意、地域医療に貢献していきます」と締めるのでしょうけれど。
私はどうもこのテの文章が苦手で。もちろん、関係者、スタッフ、地域の方々への感謝の気持ちはあるのですが。ここはバカ正直に。
クリニックが一周年を迎えられたのは、ひとえに私自身の “苦渋の末の決断” と “歯を食いしばって続けてきた努力” が積み重なった結果と自負しております。そしてこれからも、例えばミニマルケアの推進など、自分のために、自分のやりたいことを続けていくつもりです。
という宣言を、開院一周年のご挨拶としておきます。
思い返せば、昨年はコロナ禍まっただ中の開院で、空調設備やトイレの部品が入手困難だったり、面会制限で備品の実物が確認できなかったり。一時は開院の延期を考えたことも。
なんとか開院してからも、やはりコロナで右往左往。にもかかわらず、訪問診療を積極的に受け入れたり、有熱者外来のためにテントを建てたり、ワクチン外来を設けたり。大変であった反面、様々なことにチャレンジできた、やりがいのある一年でした。
一周年の挨拶というものは、まず皆様への感謝を伝えることが普通で、もちろん私にもその気持ちは十分あるのですが。今回は特に「私はこの一年、苦労と引き換えに、それ以上のとても充実した楽しい時間を過ごせました」ということを、お伝えしたいと思います。
その上で、それはやはり自分一人ではできなかったことであり、今後、恩返しができればと考えています。引き続き、よろしくお願いします。