医療崩壊の足音
- 2025.09.30
例えば、2040年問題。労働人口の減少で税収が減る中、社会保障費は増大。少子高齢化が進み、高齢者1人を現役世代1.6人で支える計算に。高度成長期に作られたインフラの耐用年数が限界に。社会保障制度の破綻が懸念されています。 社会保障費の3割を占める医療費の削減は喫緊の課題です。しかし、そう簡単には減らせません。つい先日も、高額療養費制度の負担限度額の引き上げをしようとした政権は、猛烈な逆風に晒されました。患者≒国民、なわけで。国民の医療費負担を増やすのは、拒否反応が強く、大変困難です。 ...