見方が変わった童話 その2 の続き
- 2021.05.03
創作寓話 “ ハチドリの一滴一滴 ” 懸命に火事を消そうとしたハチドリのクリキンディでしたが、結局、森は焼け野原となり、自分は翼に火傷を負っただけに終わってしまいました。己の無力さを嘆くことなく、その後、クリキンディは、元は森だった広大な土地に、せっせと木の種を植え続けました。 ある日、森の奥でジャガーが病気で倒れていました。他の動物が怖がって近づかない中、クリキンディは、ジャガーのために水を一滴ずつ運んであげました。のどの渇きは癒せませんでしたがジャガーは、「ありがとう」と言い...