安川十郎「健康寿命が長い」「平均寿命と健康寿命の差が少ない」ことを誇れる地域にするのが私の夢です。

2/23 在宅医療講演会

  • 2024.02.24

 2/23(金)、天皇誕生日の祝日に、キラリエホールで講演会をしてきました。同じような人もいると思いますが、自覚があって気を付けていても、しゃべっているうちにどんどん早口になってしまいます。聞き取りづらかった箇所もあったかと思われますので、原稿を掲載します。「痛くない死に方」という映画の上映後なので、これを観た前提での講演になります。 30分の講演依頼でしたので、標準的には300×30字程度の原稿が必要です。私の場合は気を付けても早口になることを考慮して、約10000字の原稿を作成しました。 ...

その薬は必要ですか?

  • 2023.06.30

 病院に通っている患者は、ほとんどの場合、何らかの薬を処方されています。 ところで、その薬は必要なものですか?  例えば痛み止め。 「痛いから処方してもらっている」…その通りでしょう。 ところで、その痛み止めは効いていますか? 「よく分からない」?…効果が分からない痛み止めは効いていませんよ。  「痛いから薬をもらった」で終わっていませんか。肝心なのはその先で、「痛い」→「薬を飲む」→「痛みが改善する」まで確認する必要があります。 にもかかわらず、「その痛み止め、だいぶ長いこと続け...

クリニック開院二周年

  • 2022.07.03

 令和4年7月3日 安川クリニックは開院二周年を迎えることができました。  昨年一周年の時にも思いましたが、これもひとえに、私自身の決断と努力の結果であったと自負しております。 ……この文言は、クリニックとブログがある限り毎年続ける予定なので。10年先20年先、自分がどんな気持ちで綴るのか、ちょっと楽しみです。ただ20年後、クリニックが潰れなかったとしても、ブログという伝達方法が残っているかは疑問です。 「まだガラケー使ってんの!?」と言われながらもギリギリまで粘っていた私ですので、その...

末期の水 ならぬ 末期(まつご)の点滴

  • 2021.12.26

 病状の進行、加齢による食欲不振、などで食事の量が減ってくることがあります。とくに末期癌、老衰などの状態では、ほとんど食事が摂れなくっています。そんなときに、家族から「点滴をしてあげて欲しい」と頼まれることがあります。「食べられないのに ただ見ているだけなのは可哀そうだ。なにかしてあげたい」という愛情なのでしょう。 医療は家族の想いにも配慮せねばなりません。しかし、状態にもよりますが、その点滴は患者本人のためなのか?家族の満足感のためではないか?よく相談することにしています。  人は、い...

そもそもACPとは

  • 2020.11.01

 ACPは Advance Care Planning の頭文字です。直訳すると「事前に受ける医療を計画しておくこと」でしょうか。厚生労働省の愛称選定委員会の決定により、2018年11月30日に「人生会議」と呼ばれることになりました。同時に11月30日(いい看取り)を「人生会議の日」とすることも決められています。  つまるところ、「自分がどのように最期を迎えるのか 前もって考えておくこと」です。「そんなことは、その時に考えればいい」とは言っていられません。人生の最期の直前、自分の意思を伝えられ...

安川クリニック

院長

安川 十郎

診療科目

内科・在宅診療

住所

〒574-0022
大阪府大東市平野屋1丁目3-9

電話番号

072-889-3209

FAX番号

072-889-3210

アクセス

JR学研都市線住道駅より徒歩15分
休診日:土曜日午後・日曜日・祝日
9:00~12:00 訪問
13:00~16:00 訪問 訪問 訪問 訪問 訪問
17:00~19:00 訪問