安川十郎「健康寿命が長い」「平均寿命と健康寿命の差が少ない」ことを誇れる地域にするのが私の夢です。

集団免疫 という考え方

  • 2021.05.17

新型コロナウイルスに対するワクチン接種が始まりました。コロナ感染に対する心配、ワクチン副反応への不安。それらが複雑に絡み合い、悩んでいる人も多いと思います。新しいタイプのワクチンで、専門家や医者に聞いても、誰も「絶対 大丈夫」とは言ってくれません。世界的にも安全な国である日本ではリスクに対する感度が高く、例えば狂牛病騒動、例えば抗がん剤治療、例えば子宮頸がんワクチンなど、利益と不利益のバランスを取るよりも、不利益の可能性を忌避する傾向にあります。それでも選ばねばなりません。不確かな情報が多い中...

見方が変わった童話 その2 の続き

  • 2021.05.03

創作寓話 “ ハチドリの一滴一滴 ” 懸命に火事を消そうとしたハチドリのクリキンディでしたが、結局、森は焼け野原となり、自分は翼に火傷を負っただけに終わってしまいました。己の無力さを嘆くことなく、その後、クリキンディは、元は森だった広大な土地に、せっせと木の種を植え続けました。 ある日、森の奥でジャガーが病気で倒れていました。他の動物が怖がって近づかない中、クリキンディは、ジャガーのために水を一滴ずつ運んであげました。のどの渇きは癒せませんでしたがジャガーは、「ありがとう」と言い...

見方が変わった童話 その2

  • 2021.04.29

個人的に、歳を取るにつれ、解釈に変遷のあった童話がいくつかあります。例えば… ハチドリの一滴(ひとしずく) 南米アンデス地方に伝わる昔話だそうです。 山火事が起こり、あらゆる動物たちが逃げ出す中、一羽のハチドリが水を一滴ずつ運んでは火を消そうとします。他の動物から「無駄なことを」と笑われますが、ハチドリは「私は私にできることをしているだけ」と答えます。 お話はここで終わりです。その後、山火事がどうなったのか、ハチドリや他の動物がどう行動したのかは分かりません。動物たちが協力して山...

人生96年計画

  • 2021.03.31

私は96歳まで生きるつもりで人生計画を立てています。なぜ、切りのいい100ではなく、96歳かというと……大した理由ではないのですが…… まず、96という数字に約数が多いからです。2でも割り切れますし、3でも4でも割れます。6でも8でも。12、16、24、32、48。ということは、2分の1とか、6分の1とか、区切りやすいのです。 また、某漫画(福本伸行氏原作)の主人公のセリフで「人生を24時間に例える」というのがありまして。24時間=72歳としたとき。朝7時(21歳)で、そろそろ...

ユニバーサルデザイン クイズ !

  • 2021.03.03

「ユニバーサルデザイン」という言葉をご存知でしょうか。主に障害者の利便性に配慮された「バリアフリー」に対し、より多くの人が便利に使えるようになされた工夫を「ユニバーサルデザイン」と言います。センサー式蛇口、シャワートイレ、ノンステップバス、ピクトグラム、両手効き用文房具など、多岐にわたります。なかでも良く知られているのが… あなたは今、お風呂で髪を洗っています。シャンプーの泡を流し、目をつぶったままリンスを求めて手を伸ばします。手探りで見つけたボトルの頭に、ごく小さな突起がありました。...

コロナ対策と空気清浄機

  • 2021.02.11

新型コロナウイルス感染対策として空気清浄機は意味がないと考えています 1.殺傷力ならガスファンヒーターの方が上ですよね? 2.飛沫感染・接触感染には関係ありませんよね? (詳しくは後ほど) でも 新規に空気清浄機を購入することにしました アピール目的が5割  花粉症や臭い対策が4割  空気感染対策が1割(詳しくは後ほど) 最近、高性能な空気清浄機が、さもコロナ対策に有効そうに宣伝されています。密閉空間でウイルスを不活性化したり、除去できる...

見方が変わった童話 その1 の続き

  • 2021.02.02

創作昔話 “ ウサギとカメ 其の弐 ” 「ウサギとカメ」のそのずっと後の話。カメの子供は、ことあるごとにウサギに勝った昔話を自慢する父親に辟易していました。相手の油断でたまたま超ラッキーに勝っただけなのに。面白いことに、世の中にはそれを含蓄ある話と都合よく解釈する者もいるらしく。それが父を増長させてしまっているようです。 そんなある日、何気なく道を歩いていると、後ろからウサギが声をかけてきました。 「相変わらずノロマな奴だなぁ。そんなんでこの世の中、楽しく生きて行けるの?」カメ...

見方が変わった童話 その1

  • 2021.01.24

 唐突ですが。 個人的に、歳を取るにつれ、解釈に変遷のあった童話がいくつかあります。例えば。 ウサギとカメ  鈍足をバカにされたカメが、ウサギと徒競走することになります。結局、ウサギが途中で居眠りしてしまい、カメに負けてしまう話です。ウサギの自惚れ・油断を戒め、遅くとも一歩一歩堅実に進むカメを称賛する話だと思われます。 ウサギが悪役なのは珍しい気もしますが、幼少期はカメに好意的な時期でもあり、素直にカメが勝ったことを喜んでいました。しかし、小学校も高学年になってくると、少し捻った解...

大晦日

  • 2020.12.31

今年もあと数時間で終わろうとしています。7月に開業。何事もなく…とは とても言えない6ヶ月間で。山あり谷あり嵐ありでしたが、「在宅医療」に「有熱外来」と、やりたい事が実行できた充実した半年でもありました。来年も、好きなことして1年を過ごす予定です。医者って、なかなかいい仕事だと思います。進路でお悩みの方は、ぜひ目指してみて下さい。 「頭がよくないとなれない?」そんなことはありません。サッカー選手、IT起業家、モデル、などは特別な才能が必要で、努力だけでは届かない現実があります。しかし医者...

祝!! 100回!!

  • 2020.12.01

 とうとう到達しました! 腕立て伏せ100回!!  とは言え、腕立て伏せ100回は、少しスポーツのできる人ならそれほど大したことではありません。私が自慢したいのは、そこに至るまでの道のりです。  実は「寝る前に腕立て伏せ20回」を日課と決め、1カ月ごとに21回、22回と増やしていったのです。つまり、2014年4月に20回からスタートし、5月は21回、6月は22回、そしてそれを6年と8カ月続けて2020年12月の今日、100回に至ったのです。なかなかの達成感です。  私は自身の...

安川クリニック

院長

安川 十郎

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内科・在宅診療

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