安川十郎「健康寿命が長い」「平均寿命と健康寿命の差が少ない」ことを誇れる地域にするのが私の夢です。

変わり者の記(2)

  • 2025.11.30

 たぶん私は「変わり者」で。でも、それを自覚して、人前では常識的に振る舞えるので「変人」には届かないのだと思います。
 自分が変わり者だと実感するのは、「変わってますね」と言われて「イヤそれほどでも・・・エヘヘ」と喜んでしまうとき。また、定番の問題に、人と違う意見が湧き上がってくるとき。
 例えば

【テレビCM】
 CMって煩わしいと感じるときが多々ありますよね。特に“CMまたぎ”と言われる「続きはCMの後!」などとやられると、天邪鬼な私はかえってチャンネル変えてやろうか、と考えてしまいます。
 でも、よく考えてみてください。報道、ドラマ、スポーツ、バラエティーなどの番組が無料で見れているのはCMのおかげなのです。民放各社のお客様は視聴者ではなく、CM料金を払っているスポンサーです。つまり、テレビは、CMこそが主役であり、そのCMを見てもらうために、合間に魅力的なコンテンツを用意しているのです。
 尺の長さで誤解されがちですが、テレビはCMがメインで、ドラマやバラエティーはオマケです。これからも面白い番組が見たければ、しっかりとCMを見ましょう。それがイヤなら、NHKか有料放送を見ましょう。

【迷惑メール】
 仕事柄、完全ブロックは難しいので、毎日いわゆる“迷惑メール”が届きます。最初こそ、そのバリエーションや変遷に興味をもって目を通していましたが、最近は、通販サイト、カード、マイル、ETC、似たような催促メールが連続して届き、鬱陶しいことこの上ない。たまの督促メールなら「ひょっとして?」と引っかかってしまうこともあるだろうけど。これだけほぼ同じ嘘メールが連続して並んだら、引っかかりようがありません。悪事を企てているにしても、マヌケ過ぎます。
 そこで、その理由を考えてみました。
 1.下っ端が、意味ないと分かっていても、ただ、仕事のノルマを粛々とこなしている。
 2.もっと精巧な偽メールから目を逸らすため、皆を油断させるための捨てメールである。
 3.テンプレを売っている大元がいる。騙された複数の反社が考えなしに月に1通だけ出しているが、反社の子会社が多すぎる。
 4.何万人に1人、初めて携帯電話を触った人など、引っかかる可能性がゼロではない。
 個人的には1.を推していましたが。
 騙された日本人が海外で監禁され、無理やり迷惑メールを送らされている、との報道を見たときに閃いたのです。
 5.実は、この偽メールを送っている人物は、犯罪に加担したくない優しい人。敢えて、同じ偽メールを大量に送り付けることで、騙される人が出ないように頑張っている。
 皆さん、この善意を無駄にしないよう、気を付けましょう。

【消費税】
 反対意見が多いと思いますけど、私は消費税増税派です。その理由は、まぁ月並みなもので。贅沢するほどたくさん払う消費税が一番平等だと思うのです。
 1.例えば人の2倍働くと税金が3倍になるような過剰な累進課税は、勤労意欲を削いでしまう。
 2.所得税では、資産は多いが現在の収入が少ない人からは徴収できない。
 3.脱税が難しい。悪事で得た利益でも課税できる。
 など。ところで。
 消費税減税派の方々は。もし、減税されれば、何を削ることを許容しますか?
 福祉ですか?治安ですか?防災ですか?インフラですか?国防ですか?教育ですか?セーフティネットですか?文化ですか?環境ですか?国際貢献ですか?
 まさか「税金は減らすけど他は現状維持を」なんて都合のいいこと考えてませんよね?国の収入が減るのですから、支出も減らさねばなりません。さて、どの支出を減らしますか?
 とはいえ、日本の民主主義で「何かを減らす」という選択ができるわけもなく。おそらく、①『まんべんなく減らして全体的に悪くなる』or ②『先送りして将来の負担にする』ということになるのでしょう。
 私は絶対に②だけは避けたいので、消費税を増税してでも、教育・子育て支援、水道・道路などの整備、は充実させて頂きたい。
 今一度 問います。
 消費税減税派の方々、③『何を削るか選んで下さい』

【ティッシュ配り】
 最近、バラエティ番組で聞いたのですけど。
 繁華街などで見かけるティッシュ配り。サボる人を監視する人がいて、「カラス」と言うそうです。その「カラス」がサボってないか監視する人がいて、「フクロウ」と言うそうです。その「フクロウ」がサボってないか監視する人がいて、「バードウオッチャー」と言うそうです。
 その「バードウオッチャー」を・・・というのは、さすがに無いようですが。そんなワケの分からん複雑な事せんでも。
 ワザとティッシュ配りをサボる役目の人、「スズメ」とでも呼称しましょうか、を入れて、「カラスの仕事はスズメを見つけること」とし。カラスは、たまたまサボっている人を見つけても、それがスズメでなければ仕事をしたことにならない、とすれば良いのではないでしょうか。
 ティッシュ配り要員の1人に「ワザとサボってね」と言えば済みます。サボり問題で悩んでいる方、ご一考下さい。

安川クリニック

院長

安川 十郎

診療科目

内科・在宅診療

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