SDGs という キレイゴト
- 2022.08.28
みなさんご存知 SDGs。多くの人が、聞いたことはあるけど詳しい所までは知らない。
だって、いわゆる キレイゴト ですもんね。愛とか夢とか絆とかと同じで、掴みどころなさそう。嫌悪と後悔とか別れ、なら、現実感あるんですけどね。
で。私はこのキレイゴトが………
大好きです
2015年に国連サミットで採択された「持続可能な社会を目指すため、2030年を期限とした国際的達成目標」です。17のゴール、169のターゲットから構成されています。今年2022年はちょうど半分、折り返し地点です。理想を語った絵空事、と思いきや、意外と(?)達成率は進んでおり、毎年各国の達成順位が発表され、今年、日本は163ヵ国中19位とまぁまぁ健闘しています。
教育やジェンダー平等などの項目もある中で、日本人が捉えやすいのは飢餓や資源の問題でしょうか。
分かりやすい例でいえば「50年後100年後のために苗木を植える」というもの。今年植えた苗木が、自分の世代で役に立つことはありません。自分の利益にはならないけれど、50年先100年先の人々のための行為です。そして、今、成木があるのは50年前100年前に苗木を植えてくれた人がいたからです。
人間の素晴らしさを象徴するような考え方だと思いませんか?
将来のために、今、努力する我慢する。それも自分自身のためではない誰かの未来のために。
それがどれほど素晴らしいことなのか。理解し実行できるのは人間だけです。それを皆ができるようになるのは、人類の進化の過程ではないか とすら考えてしまいます。
確かに、地球上で無計画に生きていくには人類は増えすぎているように感じます。意外と本当に、人類存続の分岐点に差し掛かっているのではないでしょうか。SDGsはその試金石の一つになりそうです。期限の2030年には総括が行われるでしょう。
私の余命は長く見積もってもあと50年もありませんが、人類史が千年単位で続きそうなのか、百年単位で収束しそうなのか、その行く末を察することくらいは出来るかもしれません。