映画などで、今でも心に残っている台詞がいくつかあります。例えば。 アフタースクール 　2008年に公開された邦画。主演は、大泉洋、堺雅人、佐々木蔵之介。かつての同級生である、体育教師、エリートサラリーマン、探偵、彼ら3人の謎めいた関係が次第に明らかになる明るめのミステリーです。ネタバレになりますので、詳しい内容は伏せます。また、昔のことで記憶違いがあるかも知れません。　劇中の後半。世の中を拗ねた目で見ている探偵に、教師が諦めたように諭すシーンがあります。「お前みたいな生徒はどのク...

　この冬、診療行為でちょっと工夫してみたことがあります。　冬場、冷たくなった聴診器をいきなり体に当てると、かなりヒヤッとしますよね。聴診の前に、医者が手の平などで聴診器をゴシゴシするのを見たことはないでしょうか。とくに、新型コロナが流行中で発熱患者などの診療は屋外でしているため、金属製の聴診器はかなり冷たくなってしまいます。　そこで 　『ステートウオーマー（聴診器加温器）』なるものを自作してみました。ステートとは聴診器のことで、stethoscopeの略称です。 　...

　2022年末に投稿した『使いまわしクイズ』の 最終解答編 になります。クイズ本編を未読の方は、そちらから先にご覧ください。 　さて。どうやら『コロナ』も正答ではないようです。　では。いったいどこで間違えてしまったのでしょうか？　-解答編2-で「早合点」が太字になっています。【問１】からやり直してみましょう。 【問１】　？ ふ み よ い む な よ こ と　これは単純に１～１０を数えれば。ひ(とつ)、ふ(たつ)、み(っつ)、よ(っつ）、い(つつ)、む(っつ)、な(なつ)、...

　2022年末に投稿した『使いまわしクイズ』の 解答編の続き になります。クイズ本編を未読の方は、そちらから先にご覧ください。 　さて。どうやら『新型ウイルス』は正答ではないようです。　では。“解答用紙”の重要な指示に気づかれましたでしょうか？ 　そう。「ひらがな・漢字等の指示は遵守してください」とあります。 　とういことは・・・　【問２の答】は『桃太郎』ではなく『ももたろう』が正しい答えとなります。　すなわち　『ももたろう』と『皆』の間　を探さねばならないのです。　...

　2022年末に投稿した『使いまわしクイズ』の 解答編 になります。クイズ本編を未読の方は、そちらから先にご覧ください。 【問１の答】　10数えるだけですね。 【問２の答】　「おこし、煮付け、焚き火、団子」⇒「おこしにつけたきびだんご」 【問３の答】　7つで一周するものと言えば、一週間と・・・。そう音階です。ド、レ、ミ、・・・の歌。 【問４の答】　本文中に おかしな単語があったはずです。誤字ではありません。わざとです。「リーモト」「オードソックス」「シュミレーシ...

　2022年末に投稿した『使いまわしクイズ』の ヒント編 になります。クイズ本編を未読の方は、そちらから先にご覧ください。 【問１のヒント】　▢を含めると、全部で10個の文字列です。 【問２のヒント】　４つの単語を続けて読み上げてみてください。リズムよく。 【問３のヒント】　７つで一周するものといえば・・・ 【問４のヒント】　最後まで読みましたか？ 違和感はありませんでしたか？ とくにカタカナの言葉で。 【最終問題のヒント】　まず【問２の答】と【問３の...

　昨年、所属医師会より、医師会報の持ち回り寄稿の依頼がありまして。ちょっと流行っていた「謎解きクイズ」を作って掲載したのですが。　結局、どなたも解いてくれず。　もったいないので、こちらに当時の原稿をアップします。大抵の分からないことは、ネット検索すれば秒で答えがわかってしまう昨今。考えて悩んで頭を抱えてください。なかなかの歯ごたえのはずですよ。 ...

　私は原則として、その人が信じるものを否定しません。　例えば患者さんが、「雑誌に、この薬は副作用が強いからやめた方が良い、と書いてあるのでもう飲みたくない」と言ってきた場合。医学的な見解を説明した上で、なおその情報を信じるなら、それを尊重します。　「甘い」と言われるかもしれません。　あるいはむしろ「冷たい」のかも知れません。商業的な記事に踊らされて不幸な結果になった場合でも、「自己責任」と突き放しているように解釈できるからです。 　それでも私は、その人の信じるものを尊重します。すべての医...

　わりと子供の頃から、いつか「あなたの座右の銘はなんですか？」と聞かれたときに備え、“座右の銘”は何にしよう……と考えていました。昔々で記憶がおぼろげなのですが、たしかノーベル賞を獲った学者さんが座右の銘を問われていたのを見て、何かを成す人は座右の銘を言えないといけない、と思い込んでしまったようです。将来有名になった時のために、サインの練習をするのと同じですね。現在も模索中で、幸か不幸かまだ一度も聞かれたことはありません。 　とりあえず、の座右の銘として。　小学生の頃は「一期一会」を用意...

　恋愛における、いわゆる「一目惚れ」「運命の出会い」。科学的には単なる錯覚にすぎません。 　あなたが出会う異性、最近は同性もカウントすべきでしょうか、どう多く見積もっても1000人単位でしょう。現世には何十億という人々がいるわけですから、たとえあなたが出会った１万人の中から最高のパートナーを見つけたと感じていても、実際は人類の0.001％以下の中から選んだだけです。残りの99.999％の中ににもっと素晴らしいお相手がいることは確実です。 　そもそも、運命のパートナーを見つけようとい...